うな記

若者の感傷

あたらしい身振りを探している

するりと休日が終わった。大量にコンテンツが無料で供給され、遠くのラーメン屋やカレー屋が通販をはじめ、状況に応答する作家たちが発信を始めていた。そのどれにも触れずに、一週間を終えた。緊急事態宣言がいつの間にか延長されていて、そのさらに向こう…

雨の日はよく眠れる

友人から何通か心配した連絡が来て、なんだかんだうれしい。雨の日はよく眠れるのでいい。ずっと降っていてほしい。着るものはたくさんある。前の記事でiPhoneへの愛憎の話をしたけれども、ここ最近は部屋そのものがそれにとってかわってしまった。ここで全…

iPhoneへの憎しみ

かつてミシェル・フーコーがミクロな権力の網目として、人々の繋がりを描き出したとき、それがどうしようもなく息苦しいものであったのは、人々の中で生きる限り、文字通り逃れえないようなものとして、描かれていたからだった。そこに今や、人と人の間にあ…

夜に美味しいコーヒーが飲みたい

covid-19の影響でいろんなビザが停止になり、予定していた旅行が全部消えた。ひとが少なくなった東京でぼんやりとしている。なんとなく風邪っぽい気もあるので、厚労省の言うとおりに人混みにも出かけていない。そうなると東京にいるメリットはほとんどなく…

I Feel Tired Everyday

Seiho - I Feel Tired Everyday (Official Audio)

メンタルが降伏するということ

パワハラ*1について話していて,なぜこんなにも自分がパワハラを行う人間が無理なのかについて考えた.で,これはメンタルの病にある性質が関わっているのだと考えた. アルコール依存症などを例にあげればわかりやすいとおもうが,メンタルの病には基本的に…

見田宗介の文体

見田宗介の文体が好きだ。絶妙な漢字の開かれかたが、独特のリズムを作っていて、遠回りに見えるような書き方が一番まっすぐたどり着くものなのだと思わされる。 今読み始めたばかりの『宮沢賢治』からすこし引用する。もっと長く引用しないとわからないかも…

徹夜したくない

そのままである。徹夜したくない。夜を徹してまでやるべきことなんて本当にあるんだろうか?あるんだろうな。それが僕の仕事でないことを祈りたい。 睡眠不足はメンタルもフィジカルも削っていく。水木しげるが同世代の漫画家の中でも生き残ったのはちゃんと…

ディスコミュニケーション再び

卒論に加えて、二つほど大きくやらないといけないことがあり、発狂しつつある。基本的に自分だけの裁量で済むことならJUST DO ITで終わるが、コミュニケーションを含むと一気に大変である。ディスコミュニケーションがあるとさらに終わる。それが今だ。で、…

パフェに振られる/純喫茶と大きな鏡/外は戦争だよ

パフェを食べようとおもって新宿に行くが,死ぬほどならんでいる.なので純喫茶に行く.純喫茶ならパフェもあるだろうというところだ. 純喫茶にはたいてい死ぬほど大きい鏡がある.なんでだ. しばらく考えていたが, 店内を大きく見せるため 少ない光源を…

アジテーションのための文字数

自閉度をぐーんと下げるために大学へ.卒論をやる.もう少しかかるなあ.帰宅してNPOの仕事の続き.こっちはあらかた終わったので良かった.何をやっているかというと,NPOの代表が書いたパンフレットの製版である.なぜこのNPOをやっているのかを説明するも…

自閉度の操作

昼に起きてすぐに今日は休もうと決意してそのまま夕方までなんとなくぼーっとするが、休んでいる気がしないのでNPOの仕事をしてしまう。あと3時間ほど作業すれば終わるんじゃないかと踏んでいるがいつやるのかわからない。しかしさっさと寝よう。 一日ごとに…

まあしょうがない

マンハイム読書会は予想通り延期。 霞ヶ関方面へ。いろいろとお話しして戻って卒論。 死ぬほど眠い。眠いのは寝られなかったからで、寝られなかっとのはチェンソーマンを読んでいたのと、遅刻できないプレッシャーから。友人がキャメルをずっと吸っている理…

光を武器にして天使みたいに見せる

マンハイム読書会は2度目の延期。果たして今後開催されるのだろうか。 ラボで久々に霊圧を浴び、もう今日は何もできねえ……とやぶれかぶれで渋谷に行く。われはうたえどもやぶれかぶれである。友だちが古着屋でコートを探している。12万のバレンシアガを試し…

重力の虹を読みおえる

読みおえたというよりいつの間にかおえてしまった…という感じが強い。最後の方は時間の感覚もなくなってバラバラになっておわるというのもある。 2014年に出てすぐ買ったから6年越しの読了だ。2度読めばわかるということだからいつか読むことになるのだろう…

学位がほしい(tu-tu-tu)

このところ5時寝13時起きが続いていて、昼夜逆転真っ只中だ。そもそものきっかけは友人と電話してたらやたら盛り上がってしまい朝方までずっと話していた(ずっと合コンのシミュレーションをしていた、バカなのか?)ところからなのだが、遠因としては研究室の…

「いいですか、まず研究と私生活が一致します」

©︎刑法学者兼現最高裁判事。 プロというのはなんでもそうだと思うのだが、一流の研究者は異常な体力と精神力を並存させている。 そしてその研究スタイルは、おおよそその異常な体力と精神力の上に成り立っている。 したがって多くの人間には難しい。 一流の…

うっすらとした風邪

ここのところ寝込んだり元気になったりが続いている。動けていてもうっすらと風邪の予感がする。Wikipediaによると風邪の治癒には7日ー10日間かかるらしい。長い。ここのところずっと調子が悪いのは全部風邪なわけである。 あんまりにもずっと風邪なので医学…

卒論

卒論の時期である。すなわち卒論以外のことが捗る時期である。 トマス・ピンチョン 全小説 重力の虹[上] (Thomas Pynchon Complete Collection)作者:トマス ピンチョン出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/09/30メディア: 単行本 トマス・ピンチョン全小説 …

2019年正月の読書

方丈記 (光文社古典新訳文庫) 作者: 鴨長明,蜂飼耳 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2018/09/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 蜂飼耳による新訳がとてもよかった(彼女のことをずっともっと高齢の男性だと今の今まで勘違いしていた…)。…

5月-7月, 1

顔の最大化

濱口竜介がどこかで顔のクロースアップは顔に読み取られる感情の最大化ではなく、画面外への視線の最大化なのだ、と言っていたらしい。たしかに『ハッピーアワー』におけるクラブシーンの鵜飼はこの典型になっている。この言葉で思い出したのが異様なまでに…

歩き出そうよ

と佐藤伸治が歌っているのがきこえる。

東京メトロ、mの感覚

東京には5メートルの感覚を人々に叩き込む巨大な装置が地下に存在しているのだ。

百合と可能世界

「東大法B3の女と慶應の情報工学科のM1の女のカップルがいるとするじゃん、というかいるんだけど、だってこの世界にいなくても可能世界にはいるじゃんぜったい、可能世界だから、可能なんだよね、やばくない?やばい。いるんだよね、で、いるならいるでディ…

当事者ではない、

当事者ではない、ということによる苦しみがある。 苦しみがあるならもはや当事者なのではないかということもできるわけだが、それでもなお彼我の差は歴然としていて、やはりなぜ私ではなかったのか?という疑問がつきまとう。この疑問は地震のあとの創作の原…

革命の実装について

われわれは、人類史上最も深遠な科学技術革命の一つを切り抜ける特権と責務とを負っている。今日の科学技術革命を特徴づけているのは、主に次のような二つの特色である。すなわちそれは、情報の創出と加工処理とに焦点を合わせたものである。その成果は過程-…

ノスタルジーと電脳コイル

電脳コイルの奇妙さは、未来の物語であるにもかかわらず、ノスタルジーに訴えかけることにある。そしてそれは過渡期の未来を描くことによる成果だ。ノスタルジーは記憶と結びついている。今ここにはないものを思いかえす、その行為の起点に記憶はある。十分…

ケベックのナイトクラブについて

ケベックにナイトクラブがあるのかどうかはともかく、少なくとも僕にはこのクリックハウスの名曲の名前として記憶されている。しかし実際にあるのかどうか確かめたことはなく、でもケベックは大都市だし(だよね?)ナイトクラブぐらいあるだろう、曲名にもな…