うな記

若者の感傷

卒論

卒論の時期である。すなわち卒論以外のことが捗る時期である。

トマス・ピンチョン 全小説 重力の虹[上] (Thomas Pynchon Complete Collection)

トマス・ピンチョン 全小説 重力の虹[上] (Thomas Pynchon Complete Collection)

トマス・ピンチョン全小説 重力の虹[下] (Thomas Pynchon Complete Collection)

トマス・ピンチョン全小説 重力の虹[下] (Thomas Pynchon Complete Collection)

最近寝る前にちょこちょこと読んでいる。さすが20世紀アメリカ文学のなかで最も研究されているとだけあって意味不明な勢いのある小説である。なんか薄いリアリズムを500層ぐらい重ねて無理やりV2ロケットと勃起で貫いて一つにしたような感じだ。

都現美でS/Nの上映と関連するショーを見た。ダムタイプ古橋悌二の伝説的な作品である。ようやく見れたという感。池田亮司的洗練以前の生々しさがすごいもんである。というか、ここから池田亮司が出てくるのもよくわからない。 ミナペルホネン展とダムタイプ展。いろいろ落ち着いたら知人がミナペルホネンのワンピース買うのについて行きたいという話をした。僕も買いたい。

カメラの前で演じること

カメラの前で演じること

ハッピーアワーのサブテクスト目当てで読んだ。人間の肉付けの仕方に感心する。様々なエピソードが役者たちに共有されているが、それが全く映像には出されない(しかし漂ってはくる)。